
「おとくねっと」は2001年、印刷会社の片隅で生れました。
印刷会社の名前は、有限会社フォース。「あなたの街の小さな印刷屋さん」のキャッチフレーズ通り、地元に根ざす印刷会社です。
印刷会社には 長いお付き合いの地元企業や商店から請け負う商業印刷の他に、個人の名刺や新規オープンの居酒屋さんのチラシ制作といった仕事も舞い込みます。
小さなお店、個人経営のお店のサポートは、もともとはこの印刷会社のチラシ制作でした。
(現在もフォースは印刷会社)
お店の宣伝手段は、主に広告やチラシ、DMですが、コストのかかる体力を要する戦略です。
いくら一枚が安く出来ても、配布枚数の多さと、さらにかかる折込料金で、どんなに安くしても数万円から数十万円のコストが当たり前でした。これは今でも変わりありません。
もちろん、かけただけの効果は期待できますが、ほんの一瞬の最大風速だけで、また折込をしなくては効果はありません。
よくスーパーの広告担当者は言います。 「チラシは麻薬だ」。
理由は、「やめられない。」「やめると怖い。」 からです。
チラシを続けられる資本力、経営体力のあるお店には、チラシを続けてもらいましょう。
そうではない、そのようなお金をかけられない、小さな頑張っているお店を応援しようと、印刷会社の枠を超えて、商売繁盛応援プロジェクトがはじまりました。
最初は友人のソフト会社の社長と東京駅でお茶をしているときに、とっかかりが浮かびました。早速企画を詰め、翌月にはその骨格となるシステムも出来ました。名前は後からつけましたが、このとき
「おとくねっと」 が生まれたのです。
当時、ITブームでたくさんのお店がPOSや顧客管理、メール配信などのシステムを導入していきましたが、私たちはそのような 「システムで全てを管理する」 流れとは、考えを別にしました。
導入するお店に、大掛かりなコストと手間をかけないこと。
導入したあとは、安心して運用できること。
何より、「おもちゃ」のように簡単に使えるしくみにこだわり、パソコンが無くても、携帯電話だけで全ての機能を使いこなせるように、シンプルに仕上げました。
「おもちゃ」ゆえ複雑な機能はありませんが、普段から忙しいお店には 「使いたいときに、パッと使える」 必要十分な機能が備わっています。
そんな「おとくねっと」を使うお店では、お客さんと繋がるコミュニティが生まれ、小さなコミュニティがだんだん大きくなって、お店ごといい雰囲気に育っています。
一人で営業している移動販売のお店から、家族でやりくりしているアットホームなお店、店舗展開しているお店まで、私たちの考えに賛同してくれた多くのお店が、今では日本全国に散らばっています。
まだまだ、知名度の低い「おとくねっと」ですが、少しずつお店が増えたらいいなと思っています。 急に増えて儲かるとロクなこと無いですから。
ですから派手なパフォーマンスはしませんし、強引な営業もしません。それもこれも、全部含めて
「おとくねっと」品質だからです。
おとくねっとから小さなコミュニティが生まれ、大きく育つ、そんなお店が、これから全国にたくさん増えることが私たちの喜びであり、願いなのです。 |